運輸安全マネジメント推進概要(2024年度)
1.輸送の安全に関する基本的な方針
- A.関係法令等ならびに社内ルールの遵守
- B.安全はすべてに優先する
- C.社員全員の意識徹底
- D.社員一丸で安全対策
- E.絶えず輸送の安全性向上に努め、情報は積極的に公表
2.輸送の安全に関する目標及び安全理念
- A.目標
- 重大自動車事故・労働災害「ゼロ」
- 有責自動車事故目標件数前年同期30%以上の改善
- 労働災害事故目標件数前年同期30%以上の改善
- B.安全理念
3.輸送の安全に関する組織体制及び指揮命令系統
4.輸送の安全に関する重点施策
- A.主な取組み
- (1)トップによる決意表明と従業員への周知
- (2)規律ある安全職場風土の定着
- (3)類似事故・災害の防止の徹底
- (4)「基本」と「ルール」の理解と実践
- (5)自ら課題を発見し、解決できる自立した職場の確立
- (6)運輸防災マネジメントの取組
- B.安全強化推進事項
- (1)安全運転呼称の実践と後退時目視による後方確認の実行
- (2)フォークリフトオペレーターは指差し呼称を完全実施し、進行方向を”よく見て”運転する。
- (3)運行管理システムの活用による安全運転指導の強化
- (4)事故発生時に於ける情報共有の強化
- (5)墜落・転落・転倒災害、ロールコンビ・テールゲート災害の撲滅
- (6)リスクアセスメント安全作業手順書の見直し
- (7)5S3定の強化
- (8)安全管理要改善店の指定
5.輸送の安全に関する計画
6.輸送の安全に関する予算額
2024年度実績額・・・173,370千円
- (1)教育・研修・小集団活動費・・・15,460千円
- (2)車両機器費用・・・144,058千円
- (3)啓蒙活動・表彰その他・・・13,852千円
7.事故・災害等に関する報告連絡体制
8.安全統括管理者、安全管理規程
- A.安全統括管理者 取締役常務執行役員 安部 彰治 2021年4月1日選任
- B.運輸安全管理規程 2006年11月制定 2022年10月1日改定
9.輸送の安全に関する教育及び研修の計画
- A.年間教育訓練計画に基づいた教育講習の確実な実施
- ドライバー講習 (33回 176名受講予定)
- フォークリフトオペレーター講習 (21回 126名受講予定)
- 修了証保持者研修(ドライバー8回、検定実施者研修3回予定)
- 修了証保持者研修(フォークリフト7回、検定実施者研修3回予定)
- 安全運転指導員会議 (ドライバー担当 2回予定、フォークリフト担当2回予定)
- 運行管理選任者・整備管理選任者及び同補助者講習開催予定
- テールゲートリフター特別教育
- B.法令・社内で定められた初任雇用時・事故惹起者等の講習の完全実施
- C.前年度事故災害発生状況の分析に基づく教育内容の確実な実施
- D.自己啓発の取り組み
10.輸送の安全に関する内部監査結果及びそれを踏まえた措置内容
- 国土交通省主催の運輸防災マネジメントセミナー及び内部監査セミナー(年内受講予定)
- 輸送の安全に関する内部監査及び経営トップセミナーを2024年1月に実施予定
11.行政処分(掲示期限3年)
- 1.2022年3月15日、(1)無車検運行違反により、輸送施設の使用停止(120日車)処分を受けました。
- 2.2022年10月26日、(1)整備管理者に対する権限付与義務違反、(2)定期点検整備記録簿の記録の改ざん・不実記載により輸送施設の使用停止(70日車)処分を受けました。
- 3.2022年10月26日、(1)整備管理者に対する権限付与義務違反、(2)定期点検整備未実施、(3)定期点検整備記録簿の記録の改ざん・不実記載により輸送施設の使用停止(100日車)処分を受けました。
- 4.2022年10月26日、(1)整備管理者に対する権限付与義務違反、(2)定期点検整備未実施、(3)定期点検整備記録簿の記録の改ざん・不実記載により輸送施設の使用停止(105日車)処分を受けました。
- 講じた措置:法令の再確認のための研修の実施、管理の手順・手法の見直しをおこない、再発防策を講じた。